暑い季節になってきましたね。梅雨が近づく中、昼間は日差しが強く、5月で30度を超える真夏日を記録したところもあったようです。日中の暑さにご注意ください。

こんにちは、不動産ニュース担当のSです。今回は、民間住宅ローンの状況についてお伝えします。

低金利の情勢もあり、新築住宅や中古住宅を購入するための住宅ローン借入が増加しているようです。景気が上向いていることが伺えますね。

新築・中古住宅向け どちらの住宅ローンも増加傾向

国土交通省より発表された平成28年度のデータによりますと、新築住宅向けの貸出は2年連続アップ、中古住宅向けは5年連続アップで、特に中古住宅向けは前年比38%増と、大幅にアップしています。

また、他の住宅ローンからの借換えは84.6%増で4年ぶりの増加、金利については、10年の固定金利・10年超の固定金利を選択する人が多く、全期間固定金利を選択する人も増えています。

新築住宅向け貸出金額

平成23年度 7兆2393億円
平成24年度 8兆4493億円
平成25年度 8兆1263億円
平成26年度 7兆4414億円
平成27年度 7兆4871億円
平成28年度 8兆3884億円

平成28年度の傾向

  • 新築向けのローンは2年連続の増加
  • 前年度に比べて、12%増、9013億円増
  • 新築は、新規貸出金額の68.4%

中古住宅向け貸出金額

平成23年度 1兆654億円
平成24年度 1兆2150億円
平成25年度 1兆3058億円
平成26年度 1兆5692億円
平成27年度 1兆6108億円
平成28年度 2兆2235億円

平成28年度の傾向

  • 中古住宅向けのローンは5年連続の増加
  • 前年度に比べて、38%増、6127億円増で大幅アップ
  • 中古住宅は、新規貸出金額の20.5%

※国土交通省発表『民間住宅ローン実態調査』より

低金利が続き、新築住宅・中古住宅を購入しやすい時期です!

今回の発表で注目するところは、中古住宅向けの貸出が大幅に増えたことです。

現在の金利傾向も、上昇すると言われながら、いまだ低金利の状態が続いています。

低金利の固定金利も選択肢やすいため、住宅購入をしやすい時期とも言えます。

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