吹付けアスベスト以外には危険性はないのですか?
アスベストのなにが危険かといえば、その繊維が空気中に飛散し、それを吸い込んだときに
肺に突き刺さり、恒久的に体内に残留することが危険ということなのです。
当然吹付けアスベストは多少の外力により飛散する恐れがあるため、危険なものに分類されますが、
逆に飛散しないアスベストは何ら人体に悪影響を与えないと判断して問題は無いと考えられます。
我々の住宅に多く用いられているアスベスト含有ボード建材類は、それ自体でそのまま存している限り、飛散することはなく問題無いのですが、それらを解体、切断、削孔する際に、
アスベストが飛散する恐れがあるため、適正な処理が必要となるのです。