欠陥・瑕疵 それぞれの読み方・意味・違いは何?
欠陥(けっかん)とは
欠けて足りないことを指し、ミスなどによって建物の不具合・問題点がある場合を指す。
瑕疵(かし)とは
主に、請負や売買に出てくる言葉であり、契約で交わされた品質や性能を備えていないことを指します。
欠陥と瑕疵の違い
言葉だけで比べれば、欠陥も瑕疵も両方とも同じ意味と思ってしまいがちですが、故意または重大な過失に基づく欠陥か、それ以外の軽過失または責任に全く無関係の欠陥を瑕疵と解釈するかによって、法律上、被害者の救済の範囲が違ってきます。
※ご注意点
住宅というものは住んでいるうちに当然いたんできますし、消耗する箇所もあります。
通常、住み続けていれば、定期的なメンテナンスや修復が必要不可欠になってくるのが普通です。
実際に住んでいていたんできたところは、欠陥や瑕疵とは言いません。言葉の意味合いや使い分けをご理解ください。