ある場所の特定の騒音について着目しているときに、その対象になる音以外の周りにある音のことをいいます。
たとえば住宅で隣戸からのピアノの騒音が問題になっているとき、ピアノが鳴っていないときの周辺環境から聞こえる音が暗騒音となります。騒音の測定をする場合は対象騒音以外に暗騒音を同時に考慮します。
対象の音が同じレベルでも、暗騒音が小さいと煩わしく感じやすく、暗騒音が大きいとあまり気にならない傾向に…
あ行 アーカイブ | 3ページ目 (3ページ中) | 京都市の不動産探し/北区や左京区の不動産はプラネット イトー住販
アンボンド工法 (あんぼんどこうほう)
ラーメン構造のマンションでは、床スラブがたわんだり、振動しないように小梁を入れるのが一般的で、そのため直天井の場合は室内に小梁が露出します。この小梁を無くしたのがアンボンド工法です。
床スラブにPC鋼材を通して両側から引っ張ることで、あらかじめ圧縮力(プレストレス)を与えておき、床スラブのたわみを防ぎます。小梁は出ませんが盤振動が起きる可能性があり、遮音性はやや落ちていまいます。…
遺産分割 (いさんぶんかつ)
亡くなった人(被相続人)が残したすべての財産を、相続人に配分する手続きのことをいいます。
分割の方法は①遺言書がある場合は遺言による指定②遺言がないときは相続人全員による遺産分割協議③協議で話し合いがつかない場合は家庭裁判所による調停や審判、の3種類です。
分配のしかたには、財産をそのまま分ける現物分割と、不動産などを売却・現金化して分ける換価分割、どちらもできない場合の代償分割などの方法があ…
遺産分割協議書 (いさんぶんかつきょうぎしょ)
遺産の分割方法について相続人が話し合って合意した内容を記した書類のことをいいます。全員が同意すれば、法定相続分や遺言と異なる分割をすることもできます。
作成にあたっては、被相続人と相続人の本籍や現住所などを特定することが必要になります。協議書には、相続人全員で署名押印して、財産はできる限り具体的に記載することがポイントになります。
不動産は所在地・面積・構造、預貯金は銀行支店名・口座番号・金額…
遺贈 (いぞう)
遺言によって財産を無償で譲り渡すことをいいます。被相続人が死亡した時点で成立します。
財産を受ける人を「受遺者」といい、遺贈の内容は、ほかの相続人の遺留分をおかさない限りは尊重されます。
遺贈の方法には「遺産の半分を与える」のように相続分を指定する「包括遺贈」と、「○○の土地を与える」のように特定の財産を指定する「特定遺贈」があります。また「○○の面倒を見る」など特定の義務を付けた「負担付遺贈…
委託管理 (いたくかんり)
管理運営の方式の一つです。管理の主体は管理組合ですが、具体的な実務を管理組合自身でやる手間は大変です。
そこで現在のマンションの多くは管理業務を管理会社に委託しています。業務全般をまかせてしまうのが全面委託管理。
業務の一部、たとえば設備の保守点検、管理員業務など、特定のものを任せるのが部分委託管理になります。
位置指定道路(いちしていどうろ)
建築基準法上の「道路」のひとつで、新しく開発された分譲地などの幅4m以上の私道で、特定行政庁が道路位置の指定をしたものです。
ミニ開発で、袋小路状の私道の周りを建売住宅が取り囲んでいるようなケースによくある道路になります。
道路位置の指定を受けるには、公道との交差部に有効な隅切りがあること、側溝を設けること、一定以上のこう配がないことなど、特定の技術的な基準に適合することが条件で、位置指定を受…
入会権(いりあいけん)
一定の地域の住民たちが山林や原野を共同で管理して、薪や山菜、草木を採取したり、家畜を放牧するなどして利用する慣習上の権利のことをいいます。
共有、または地役権に準ずる物権です。入会権は登記できませんが、登記がなくても第三者に対抗できます。
そのため、入会権があることを知らずに別荘を建てようとして、入会地の住民とトラブルになることもあり、山林や原野を取得する場合には入会権の有無確認が必要です。…