『登記簿上は、山林ですが、実際は宅地として使える状態になっている』という意味です。
宅地にする場は、地目の変更登記の手続をとらなければいけません。
この登記は法律上の義務であり、1か月以内に申請しなければなりません。但し、当然山林を宅地にする場合は宅地にするための
整地をしなければなりません。
その費用なども考えなければなりません。
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2017年 年別アーカイブ
土地の地目が変更になった場合はどうするのですか?
土地の登記簿の表題部地目が変更した場合、登記の名義人は、地目の変更が生じた日より1か月以内に地目変更登記を申請しなければなりません(不動産登記法第81条)。
仮にこれをしなかった場合、10万円以下の過料に処せられます(不動産登記法第159条の2)。
法務局の登記官は、地目変更登記がされていない場合には、職権で登記できることになっています(不動産登記法第25条の2)。なお、農地の場合には、原…
「SRC造」や「RC造」とはどういうことですか?
建物の構造の種類です。「SRC造」とは「鉄骨鉄筋コンクリート造」、
「RC造」とは「鉄筋コンクリート造」のことです。
最近のマンションは、ほとんどが「SRC造」や「RC造」で、防音性や耐火性、耐震性に優れています。
詳しくは当社の「不動産豆知識」をご覧下さい。
「4SLDK」の「S」ってなんですか?
「S」は「サービスルーム」の略で、居室と認められない納戸のことです。
不動産適正取引協議会の定める 『不動産の表示に関する公正競争規約』 によると、
建築基準法による採光基準などを満たさず 「居室」 とすることができない部屋については
「納戸等」 と表示することになっています。以前は、納戸(N)もしくはサービスルーム(S) と表記されることが大半でしたが、
最近では書斎(DEN)、ユー…
建築条件付の条件を料金上乗せで外せると聞きましたが相場はありますか?
建築条件を外す時、現状の土地価格に上乗せするケースもあることは事実ですが、
上乗せなしに外れる時もあれば、逆に指値(値引き)もしてくれる時もあります。
分譲業者と当該現場の状況、該当地域の不動産市況により変わってくるので、
相場というものはありません。例えば、分譲業者が資金の都合が必要であったり、当該現場が長引き早く終わらせたい、
周辺に売り地の供給が多く競合しているなどです。
「建…
リノベーションってよく耳にしますがいったい何ですか?
既存の建物の用途や機能を変更・更新し、性能を向上させることです。リフォームというのは、時代に合った内装や外装にしたり、
設備などを新しくすることですが、リノベーションはそれに加え、「性能を向上させる」、
「価値 を高める」という点をテーマとして追加したリフォームと考えていただければ
分かりやすいと思います。
ベランダとバルコニーはどういった違いがありますか?
ベランダというのは屋根付きで細長い縁状のもの、
それに比べ、バルコニーは室内生活の延長として利用できるものを指します。一般的にはこのような違いや使い分けをしています。
ただし、各住宅メーカーで独自の名称が付けられていることがありますので
必ずしもこの通りではありません。
家が揺れるので欠陥住宅かと問い合わせても認めてくれません。どうしたらよいですか?
欠陥住宅という言葉は、あまり良いイメージの言葉ではないので、使い方に気をつけなければトラブルを加熱させる恐れがあるので注意が必要です。
例えば柱があるべきところに無かったというのは、明らかに欠陥住宅といえますが、「トラックが通ったら家が揺れる」、「建具が開きづらい」などを指して、直ちに「欠陥だ」と断ずるのは多少問題があるでしょう。
ある特定の大きさのトラックが特定のスピードで走行した時に、道…
吹付けアスベスト以外には危険性はないのですか?
アスベストのなにが危険かといえば、その繊維が空気中に飛散し、それを吸い込んだときに
肺に突き刺さり、恒久的に体内に残留することが危険ということなのです。
当然吹付けアスベストは多少の外力により飛散する恐れがあるため、危険なものに分類されますが、
逆に飛散しないアスベストは何ら人体に悪影響を与えないと判断して問題は無いと考えられます。我々の住宅に多く用いられているアスベスト含有ボード建材類…
住宅に大きな窓をつけるのが夢なのですが、耐震上むずかしいですか?
木造住宅の場合、耐震性を確保している要素としいうと、「壁」とういことになります。
具体的には、筋交い・構造用合板が打ちつけられた壁の量と配置により、耐震性が決まります。
窓を設置すれば、その位置には耐震壁を設けられないので、窓を増やせば増やすほど耐震性が乏しくなるともいえます。
どうしても南面には『窓』という方は、鉄骨造による大スパン工法などにより、技術的問題を解決
することの方が…
半地下というのは建築基準法上、地下と同じ扱いになるのですか?
建築基準法では、地下や、半地下といった言葉の分別はせず、総称して「地階」という用語が定義され用いられています。
この場合の地階とは、
「床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの3分の1以上のものをいう」とあり、一般にはこれを指して地下、あるいは半地下と呼んでいます。したがって、半地下と地下は法的には同じくくりになり、居室利用時の制限や、容積率緩和の対象になりま…
注文建築は高いイメージですが、実際はどうですか?
確かにそのようなイメージがあると思います。私自身も以前はそのようなイメージを持ってました。
しかしそれは思い込みに過ぎませんでした。
「注文住宅」イコール「価格が高い」ではありません。
逆に安くなる場合も多々あります。価格を左右するのは、ほとんどの場合、間取り(面積)、
仕様、住宅設備機器、外観デザインです。
すべてをグレードの高いものにしたり、さまざまな設備機器をつけたり…
木の家は火災の際、燃えやすそうですが実際はどうなんですか?
木は確かに燃える素材なので、そういったご心配はあると思います。
しかしそれは薄い木片の場合です。木造の家は火に弱いわけでなく、ある程度の厚さや太さの木は表面が焦げるだけで、内部までは燃えにくい。温度が上がっても強度がすぐに落ちないのも特徴。木造の家は火に弱いわけでなく、ある程度の厚さや太さの木は表面が焦げるだけで、内部までは燃えにくい素材です。
温度が上がっても強度がすぐに落ちないのも木造住宅…
鉄骨造の家のメリットやデメリットは何ですか?
鉄骨造のメリットは、木造に比べ大きな窓が取れる事や、
壁を作らずに大きな空間を確保出来ることです。
極端に言うと何もないワンフロアの空間が可能です。
その他、耐震・防火面でもメリットがあります。また、RC造(鉄筋コンクリート造)でも同じ事が出来ますが、
コスト面で鉄骨造の方が優れています。
デメリットは、木造よりもコストが高いことです。
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『システムキッチン』と普通のキッチンとの境目は何ですか?
システムキッチンと普通のキッチンとどう違うのかを比べてみましょう。
システムキッチンの特徴として ユニットが部材化されていますね。またカウンターが一枚物です。
それにユニットの種類も多く、いろんな組み合わせが出来ます。
この辺りがシステムキッチンの特徴といえますかね。境目がどこかといわれると非常に答えにくいですが、
違いとしてまとめるとシステムキッチンは組み合わせなどの自由度が高いキッ…
マンションのリフォームで水廻りは動かせるのですか?
通常、水廻りを移動するということは給排水の配管も同時に移動させることになります。
一戸建てと違ってマンションによっては十分な空間がなかったり配管移動後の騒音問題などが生じるおそれがあるので、十分に調査をした上でされた方が良いです。
無垢材や自然素材って美しい分、お手入れが大変なんじゃないですか?
自然素材は無垢の木や天然の漆喰等を使用しますので、まず空気が自然で違います。
その反面、合板フローリングやクロスを使用しませんので、汚れたら昔みたいに、雑巾がけできれいに掃除します。
木は生きています。冬になって乾燥すると水分をはき、梅雨どきは水分を吸って室内の湿度調整をしてくれます。床板は天然の床暖房にさえなってくれます。無垢の木の家は大事に愛情をもって使えば必ずそれ以上の恵みを返してくれま…
最近良く2階にリビングという家を見ますが、メリットやデメリットは何ですか?
2階にリビングをつくることによって一階よりも広い空間が取れたり、日当たり・風通しが良くなったりといったメリットがあります。
デメリットとしては常に2階へ上がらなくてはならないなど、
階段の上り下りが余儀なくされます。人それぞれ、2階のリビングは違和感があるという方もいらっしゃるので、全体のプラン・敷地形状などからじっくり検討されるのが良いでしょう。
どんなものにもメリット・デメリットは…
住宅によって適した工法などはあるのですか?
かつては3階建てといえば鉄骨造や鉄筋コンクリート造が多かったのですが、1987年の建築基準法の改定により、都市部に多い準防火地域でも木造3階建てが可能になり、工法が自由に選べるようになりました。ただ、狭小敷地や変形敷地に建てる場合は、設計の自由度や工夫が必要となります。
地下室をつくる場合は、コンクリート造が適しているので、地上部は木造でも地下はコンクリート造という構造が一般的になっています
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解体費用は大体どれくらいかかるのですか?
大体の今の相場では木造で一坪の単価が3万円ぐらいですね。
ですので30坪の古家ですと90万円になります。
但し、前面道路の幅が狭く、重機やダンプがはいれないような場合等は金額も多少変わります。ただ、中古物件を解体してその後に建物を建築しようとする場合は
資金計画などをしっかりたてておいてください。