トイレの便器は、汚物をうまく流し出すように排水管の形を変化させており、その形状によって、洗浄能力や汚れの付着度合い、水音などが異なってきます。公団住宅には、従来の「洗い落とし式」便器の改良型である「セミサイホン式」便器を使うことがありますが、一般的なマンションや一戸建てでは、次の3つの便器が使われる事が多いです。1)サイホン式便器は、水を出すときにサイホン作用(水を流して空気を押し出すことで空気圧…
2017年04月 月別アーカイブ
ポータル
一般的に「玄関口」「車寄せ」のことを指します。
ボーダークロス
室内クロスの一種で、壁面の上部または、中央部にラインがでるようにデザインされたクロスのことをいいます。
ポーチ
玄関から突き出ている部分で、建物の屋根とは別のひさしを持っているスペースのことをいいます。本来は、一戸建て住宅で使われる言葉でしたが、マンションでも、門扉を備えた「専用ポーチ」を設け、一戸建て感覚をだした住戸も増えてきました。
ホームセキュリティシステム
ホームオートメーション(HA)の一種で、家庭内の火災やガス漏れ、盗難等を防ぎ、安全を守るためのシステムのことをいいます。住戸内に取り付けたセンサーが異常をキャッチすると、警備会社など連絡先に通報します。マンションでは、各住戸の装置と管理室の管理パネルが結ばれ、集中管理することが多いです。
防水パン(ぼうすいぱん)
洗濯機を置くための専用容器のことで、洗濯機パンともいいます。位置は固定されていて、洗濯機専用の給・排水設備が付いています。
掘りごたつ(ほりごたつ)
和室の床が深く掘ってあり、そこにこたつの熱源を入れ、上にこたつ机を置いて、椅子に腰掛けるような形で足を伸ばして使えるこたつのことです。マンションの場合、1階の住戸の和室に採用されることが多いです。
ホルムアルデヒド
接着剤に含有されている成分のことで、それが原因でアレルギーやぜんそくの症状(シックホーム症状)が引き起こされるケースもあります。現在の健康志向を受けて、それぞれのディベロッパーでは、ノンホルムアルデヒドの接着剤を使用するなどの対応を行っています。マンション購入検討時には、必ずチェックしたいところになります。
内装(ないそう)
建物内部の仕上げの総称のことです。
長押(なげし)
鴨居の上部に台形の木材をつけて、壁を装飾する横木のことをいいます。
ニッチ
廊下やホールの壁を窪ませ、上から照明の光を落としたり、草花やインテリア類を置けるようにした飾り棚のことです。
ノンスリップシート
廊下、階段、バルコニー、床等の防水や劣化を防ぎ遮音性を高めるために貼るシートのことをいいます。
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
売買・交換・貸借が成立した場合に、宅地建物取引業者が媒介契約にもとづき、依頼者から受け取ることができる報酬のことをいいます。
ダイニングキッチン
食事室(ダイニング)と台所(キッチン)を1つの部屋で兼用しているものをダイニングキッチン(DK)といいます。これに居間(リビング)を加えたものがLDK。広さの目安は、LDKが8畳以上、DKが6畳以上とされています。
ダウンライト
天井に埋め込んで下方を照らす小型の照明器具のことをいいます。照明器具が表面に出ないので、空間がすっきりしますし、部分的に照らすので落ちついたムードになります。住宅では、リビングの間接照明として使われたり、廊下に使われることが多いです。
宅配ボックス(たくはいぼっくす)
マンションのエントランスホールに設置されており、不在時に宅配便などの手荷物が配達された場合、受け取ることができるロッカー設備のことをいいます。宅配ロッカーともいいます。24時間受け取り可能なので、配達を気にせず外出ができます。
畳(たたみ)
わらを糸で刺し固めた床(とこ)に、陰干ししたいぐさで編んだ畳表を付けて、家の床に敷く建材のことをいいます。いぐさを陰干ししたものを横、麻や木綿糸を縦にして織った畳表は裏返して2回使うことができるので、畳店に打ち直してもらいます。畳の大きさは地方によって異り、京都地方で用いられている畳を関西間(京間)と呼び、6尺5寸(約1m91cm)を1間とします。中部や九州地方では、中間(中京間)で6尺3寸(約1…
ダブルシンク
大小2つの水槽からなる2層シンクのことをいいます。大きな水槽で食器洗い、小さな水槽で野菜の下ごしらえや食器の水切りと使い分ることができます。ステンレス製だけでなく、硬質ホーローなどカラフルなシンクも多くなりました。
ダブル配筋(だぶるはいきん)
鉄筋コンクリートの場合、壁の構造は鉄筋を網目状に組み、それをコンクリートで固めてあります。その網目状の鉄筋が一列の場合は、シングル配筋、二列の場合はダブル配筋といいます。当然シングル配筋よりダブル配筋の方が強度が強くなります。
断熱材(だんねつざい)
建物の外壁や(最下階の床下、最上階の天井上)などに入れて、外からの熱を遮断したり、保温したりするのに使うものを断熱材といいます。断熱材を使うと、冷暖房の効率を上げることができます。熱伝導率(熱を伝える性質)の小さい材料が適しており、グラスウール、ロックウール、発泡樹脂などが代表的な断熱材とされます。