2017年04月 月別アーカイブ

売買契約書に貼る印紙は買主負担なのですか?

売買契約書を作成すると印紙を貼らないといけません。 印紙の額は売買価格によって変わってきます。 平成19年3月31日までの間に作成される、下記の2種類の契約書について印紙税が軽減されています。 1 土地建物売買契約書などの不動産の譲渡に関する契約書のうち、契約書に記載された契約金額が  1,000万円を超えるもの 2 建物建築工事請負契約書などの建設工事の請負に関する契約書のうち、契約…

古家付きの土地を購入した場合、不動産取得税は土地・建物両方に掛かるのですか?

明らかに土地としての購入をして、建物に居住することなく解体後新築する場合は、建物の不動産取得税はかかりません。土地の不動産取得税に関しては、新築する建物が規定の要件に合えば、軽減措置を受けることがあります。一般的には取得税0円か、かなり低い金額になると思われます。 また、新築した建物も不動産取得税の対象ですが、こちらも軽減措置を受けられれば、土地と同様かなり低い金額になるのではないかと思われ…

夫婦で収入合算で住宅を購入しました。ローン控除は二人が受けられるのですか?

住宅金融公庫の、「連帯債務扱い」のローンの場合は、お2人ともそれぞれ持分に応じたローン控除を受けることができます。しかし、銀行でのローンで連帯保証の取り扱いについては 主な債務者一人に対しての控除となりますので要注意です。銀行ローンをご利用の際には、どうすれば二人ともローン控除を受けることが出来るのか銀行の担当の方に事前に確認しておいた方が良いでしょう。 …

固定資産税の清算はどの様になっているのですか?

固定資産税は1月1日現在の所有者のところに請求がきます。 課税の対象期間は4月1日〜翌年の3月31日までですので、 取引日を起算日として日割りにて清算します。2月や3月に取引をした場合、3月31日までの固定資産税を一旦清算し、 次の固定資産税が前所有者(1月1日現在)の所にきますので 前所有者を通して一年分の支払いになります。 …

管理組合とはどういうものですか?

マンションを購入すると、管理組合に加入し、管理規定に署名することになります。区分所有建物ができれば、区分所有者全員で構成される団体が成立し、 その団体(通常○○マンション管理組合と名付けられます)でマンションの管理運営をしていくことが、 「建物の区分所有等に関する法律」で定められています。 マンションというのは、多くの区分所有者が集合して居住し、 共同で使用するものですから建物や敷地あ…

電波障害とはどういうもの?

電波の通り道に障害となる物が建ってテレビの映りが悪くなることです。 テレビはテレビ局からの電波によって画面が映るわけですが、 その電波の通り道に障害となる高い建物、つまりマンションなどを建ててしまうと、 そこを通過していた電波がさえぎられ、建物から見て電波の発信している方向とは逆の方向に ある地域のテレビの映りが悪くなることがあります。また、建物が空中を飛んでくる電波を反射して、 テレビ…

借地権って何ですか?

建物を所有する目的で(土地を)賃借している権利を借地権とよびます。 ☆借地法の改正と借地権 平成三年に借地法と借家法が改正され、新しく借地借家法となり、 平成四年八月一日から施行されています。 しかし、平成七年七月三十一日までに設定された借地権(既存借地権)については改正法がほとんど適用されず、 改正前の借地法(旧法)の規定の大部分がそのまま適用されることになっています。 その借地期間…

「現況更地」は宅地と同じと考えてよいのでしょうか?

現況「更地」は「宅地」の意味ではありません。状況を説明してもらいましょう。 また、登記簿上の地目が「山林」、「雑種地」、「畑」や「採草放牧地」などであっ ても現況「更地」などと書かれている場合がありますが、この場合も建物等で使用されていない土地というだけで「宅地」の意味ではありません。建築不可能の土地もあるので 注意が必要です。

投資用マンションを所有するにあたって必要な費用はいくらぐらいですか?

だいだい収入の15〜20%が目安です。 土地・建物の固定資産税・都市計画税、修繕積立金、管理費用、 賃貸管理費用がその主な項目です。 建物の種別やオーナーさんの意思により変動する費用です。 長期安定経営を望むのであれば、必要な保有コストを予算化する方が望ましいでしょう。

「住居表示」と「地番」ってどう違うの?

販売物件の場所を表示する方法として、住居表示と地番があります。住居表示はいわゆる住所ですが、 地番とはその土地についている登記上の番号で、全国各地によっては地番がそのまま住所になっているケースも多くあります。 特に気にすることはないのですが、一般的には自分の住所は住居表示で通します。

家主が家を売買し、新しい家主は明渡してくれといって家賃を受取らない場合は?

供託所に家賃の供託をするという方法があります。 賃借人は賃料支払義務を負担するのは当然ですが、賃借人が賃料を支払おう としても賃貸人の方の事情によって賃料支払ができない場合があります。 このような場合、賃借人はそのまま放置しては債務不履行となるおそれがありますので 、 賃料の供託をしなければなりません。これが家賃の弁済供託です。弁済供託は 債務履行地の供託所(法務局等の中にあります)に…

隣の家の気の枝が越境してきた場合、どう対処すればよい?

いくらこちらの敷地内にあるからといって勝手に枝を切ったりすることはできません。 だから、隣に枝を切るように請求すれば良いのです。もし、相手が応じなければ、裁判所に対して隣家の費用で植木屋などに切らせるよう 請求すればよいでしょう(民法233条)。 ただし、越境しても損害がないと認めた場合、 裁判所は権利の濫用として切り取りを認めないこともあり、 また損害を認めても賠償金だけを容認すること…

隣家にある木が倒れて塀が壊れた場合、直してもらえるの?

民法上、隣家に対して、壊れた塀の修理代相当額の賠償請求は出来ます。 倒れた木の管理者あるいは所有者として、隣家は責任を負います。 また、隣家との境界に塀を建てる際、相手との話し合いが付かなくても 板塀または竹垣で高さ2メートルの塀なら、 相手にも塀の設置費用を負担させることも可能です。(民法225条、226条) なお、これより高い塀や素材をコンクリートなどにする場合設置は自由ですが、 そ…

二世帯住宅を検討中ですが、親と子どちらが1階に行くのがいいですか?

これは特に定番はないと思います。親子でじっくりご相談されてみてはいかがでしょうか? ただ親御さん世帯が1階に住む利点として次のことがあげられます。 まず階段の上り下りをしなくてよい、お庭に近い、車椅子となったとき玄関からスロープで入りやすいなどです。 二世帯住宅では高齢世帯が1階に住むというのはよく見かけるパターンです。 逆に高齢者世帯が2階に住むというパターンも、利点はもちろんございます…

隣の家から雨水が落ちてくるのですが、どう対処すればいいですか?

民法218条によると 「土地の所有者は直ちに雨水を隣地に注瀉せしむべき屋根其他の工作物を設くることを得ず」とあります。 ひさしから雨水が落ちるような場合は、ひさしに樋などを付けて雨水が落ちないようにするようにと、隣家に要求できます。ただし、同じ雨水でも地面を流れる物については「水は高いところから低いところに流れる」と自然の流れに任せねばならず、土盛りなどにより隣家の雨水が流れてくるのを妨害する…

注文建築を予定しており、後々のトラブルを避けるため隣地に配慮することは何ですか?

3階建ては狭小敷地に建てることが多いので、プライバシーへの配慮が 大事かと思います。とくに注意すべきは窓の位置に注意したいものです。 隣家に面した窓は小さめにしたり、向かい合わないように位置をずらすなどの工夫をすると良いでしょう。 また、敷地境界線から1m未満のところにあって、隣家を眺めることのできる窓には目隠しを付けなければならないと民法で定められています。後は基本的な挨拶や住んでからの普…

施設水道とはどの様なものですか?

公営水道は各々に引き込む前(前面道路)までは公共の施設になります。 一方施設水道というのは前面道路の配管が管理組合であったり自治会のものであったり、 または開発した業者のものだったりします。そして施設私道の中にも井戸や山水などの 種類にも分かれます。
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