2017年04月 月別アーカイブ

IHヒーター (あいえいちひーたー)

クッキングヒーターのうち、フラット天板の一種です。磁力線の働きによって、鍋自体を発熱させて加熱調理するので熱効率が高いです。 安全性が高く、微妙な温度調整が可能になります。ガスでは難しい、ごく弱い火力を保てるのも利点のひとつといえます。最近では5000kcal/hのガスバーナーに匹敵する熱量を出すものも登場しています。 ただし、使える鍋の素材が鉄やステンレスなどに限られるのが難点で、金属製でも…

アウトフレーム工法 (あうとふれーむこうほう)

マンションの建築工法のひとつで、柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことをいいます。または「アウトポール」ともいいます。 従来、柱と梁で骨組みを支えるラーメン構造のマンションでは、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が発生したりしました。 アウトフレーム工法では室内側がすっきりするので、空間を有効に使うことができます。バルコニー側と開放廊下側の両方に柱型あり…

アスファルト (あすふぁると)

原油からできた炭化水素化合物です。天然の状態で蒸発、酸化、重合などによってできたものを天然アスファルト(=瀝青〈れきせい〉ヨーロッパでは無機質を含まないものはビチューメンと呼ぶ)、石油精製の残りカスとしてできたものを石油アスファルトといいます。 防水工事や道路舗装用材料の原料になります。厚めのフェルト類にアスファルトを塗布して着色砂をつけて板状にカットしたものをアスファルトシングルといい、屋根葺…

アセットマネジメント (あせっとまねじめんと)

投資家のために資産(asset)を総合的に管理運営する、いわゆる投資顧問業務のことをいいます。 特定の不動産にとらわれず、資産全体の組み替えを含むポートフォリオのアドバイス、実際の買収・売却請負、財務分析、資産評価、各種の契約代行などを行います。アセットマネジメント会社は、投資信託委託会社に属している資産運用のプロであるファンドマネジャーや、プロパティマネジメントをコントロールします。…

頭金 (あたまきん)

住宅などを新築したり購入する場合に、建築費や購入代金のうち金融機関からの借金で支払う金額を除いた部分のことをいいます。 本来は、引渡しまでに現金で用意しなければならない自己資金の一部になりますが、頭金相当額を身内の借金や社内融資などで賄うこともあります。 頭金不足の人向けに、分譲住宅の売主が通常のローンに加えてノンバンクなどの「頭金クレジット」を付けることもあります。なお頭金には分割払いの最初…

アトリウム

古代ローマの住宅建築における天窓のある広間、または初期キリスト教会の前面に設けられた回廊で囲まれた中庭のことをいいます(atrium)。 現代建築では、ガラス屋根などで自然の採光をとりこんだ広場状の空間や、屋根のかかった公開空地のことを指し、「屋根付きプラザ」や「内部公開空地」とも呼びます。全天候型のオープンスペースです。

アプローチ

不動産では3つの使い方があります。1つは、最寄り駅から現地へ行く道の状況という意味で、坂道の有無、歩道の整備状況、交通状況などが含まれます。 2つめは大規模マンションで、団地の入口から各住戸の玄関までの状況を示すことです。歩行者と車の入り方、駐車場との関係などが含まれます。最後に、一戸建ての場合ですが、敷地の入口、門扉などから玄関までの状況、カーポートの配置などを示します。…

洗い出し仕上げ(さらいだししあげ)

壁や土間の塗り仕上げのひとつです。御影石や大理石の砕石などの種石(骨材)を混ぜたモルタルを塗り、完全に硬化する前にワイヤブラシなどで水洗いして、表面に石粒を浮きたたせたものです。コンクリート塗り、モルタル塗り、人造石塗りなどに用いられます。 那智黒などの豆砂利をコンクリートの上にまき、コテで押さえたあとに散水してブラシで表面のセメントペーストを取り去る簡易な方法もあります。別名では「人洗(じんせ…

アルカリ骨材反応(あるかりこくざいはんのう)

コンクリートの劣化に関係する現象のひとつで、コンクリートに含まれるアルカリ性溶液(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム)と特定の骨材(シリカ鉱物など)が化学反応して生成物が膨張するなどの変化が起きる結果、コンクリートを変形させたりひび割れを生じさせ、強度を低下させる状態をいいます。 防止方法は、(1)アルカリシリカ反応性試験で無害の骨材を使用する(2)フライアッシュなど反応抑制効果のある混和材をセメ…

暗騒音(あんそうおん)

ある場所の特定の騒音について着目しているときに、その対象になる音以外の周りにある音のことをいいます。 たとえば住宅で隣戸からのピアノの騒音が問題になっているとき、ピアノが鳴っていないときの周辺環境から聞こえる音が暗騒音となります。騒音の測定をする場合は対象騒音以外に暗騒音を同時に考慮します。 対象の音が同じレベルでも、暗騒音が小さいと煩わしく感じやすく、暗騒音が大きいとあまり気にならない傾向に…

アンボンド工法 (あんぼんどこうほう)

ラーメン構造のマンションでは、床スラブがたわんだり、振動しないように小梁を入れるのが一般的で、そのため直天井の場合は室内に小梁が露出します。この小梁を無くしたのがアンボンド工法です。 床スラブにPC鋼材を通して両側から引っ張ることで、あらかじめ圧縮力(プレストレス)を与えておき、床スラブのたわみを防ぎます。小梁は出ませんが盤振動が起きる可能性があり、遮音性はやや落ちていまいます。…

遺産分割 (いさんぶんかつ)

亡くなった人(被相続人)が残したすべての財産を、相続人に配分する手続きのことをいいます。 分割の方法は①遺言書がある場合は遺言による指定②遺言がないときは相続人全員による遺産分割協議③協議で話し合いがつかない場合は家庭裁判所による調停や審判、の3種類です。 分配のしかたには、財産をそのまま分ける現物分割と、不動産などを売却・現金化して分ける換価分割、どちらもできない場合の代償分割などの方法があ…

遺産分割協議書 (いさんぶんかつきょうぎしょ)

遺産の分割方法について相続人が話し合って合意した内容を記した書類のことをいいます。全員が同意すれば、法定相続分や遺言と異なる分割をすることもできます。 作成にあたっては、被相続人と相続人の本籍や現住所などを特定することが必要になります。協議書には、相続人全員で署名押印して、財産はできる限り具体的に記載することがポイントになります。 不動産は所在地・面積・構造、預貯金は銀行支店名・口座番号・金額…

遺贈 (いぞう)

遺言によって財産を無償で譲り渡すことをいいます。被相続人が死亡した時点で成立します。 財産を受ける人を「受遺者」といい、遺贈の内容は、ほかの相続人の遺留分をおかさない限りは尊重されます。 遺贈の方法には「遺産の半分を与える」のように相続分を指定する「包括遺贈」と、「○○の土地を与える」のように特定の財産を指定する「特定遺贈」があります。また「○○の面倒を見る」など特定の義務を付けた「負担付遺贈…

委託管理 (いたくかんり)

管理運営の方式の一つです。管理の主体は管理組合ですが、具体的な実務を管理組合自身でやる手間は大変です。 そこで現在のマンションの多くは管理業務を管理会社に委託しています。業務全般をまかせてしまうのが全面委託管理。 業務の一部、たとえば設備の保守点検、管理員業務など、特定のものを任せるのが部分委託管理になります。

位置指定道路(いちしていどうろ)

建築基準法上の「道路」のひとつで、新しく開発された分譲地などの幅4m以上の私道で、特定行政庁が道路位置の指定をしたものです。 ミニ開発で、袋小路状の私道の周りを建売住宅が取り囲んでいるようなケースによくある道路になります。 道路位置の指定を受けるには、公道との交差部に有効な隅切りがあること、側溝を設けること、一定以上のこう配がないことなど、特定の技術的な基準に適合することが条件で、位置指定を受…

入会権(いりあいけん)

一定の地域の住民たちが山林や原野を共同で管理して、薪や山菜、草木を採取したり、家畜を放牧するなどして利用する慣習上の権利のことをいいます。 共有、または地役権に準ずる物権です。入会権は登記できませんが、登記がなくても第三者に対抗できます。 そのため、入会権があることを知らずに別荘を建てようとして、入会地の住民とトラブルになることもあり、山林や原野を取得する場合には入会権の有無確認が必要です。…

土地登記簿とは?

土地登記簿というのは、簡単にいえば、どこにどういう土地があって、その所有者が誰であるかが記載されている台帳。土地を買おうとするとき、その土地が目的の建物を建てることができる土地か確認します。表題部(土地の表示)は土地の住所・地番・地目・地積などの表示がされています。 甲区(所有権)には、土地の所有者が誰であるかが示されています。 乙区(所有権以外の権利)には、抵当権とか地上権等、所有権以外の権…

不動産広告の種類と見方についてアドバイスを下さい。

情報化社会になった現在では、不動産会社に行かなくてもたくさんの物件情報を得られるようになりました。 不動産業界は情報の取り扱いが業務の中心になりますので、 ありとあらゆる手段で情報を提供しております。 不動産を探す場合には、物件情報の提供を受けることになるわけですが、 その中心となる広告の見方を知っているかどうかによって、結果が大きく異なる場合がありますので その内容をご説明いたします。…

不動産業者に行くときに必要なものって?

不動産業者に行く前に、予算の上限や条件を決めておくことが大切です。 物件を見学する際は、メモ帳、筆記用具、メジャー、地図、印鑑があると便利です。 家具や家電の配置を考えて、持参したメジャーで室内の寸法を測定して記録しておくと、物件選びの判断材料になったり、実際に引越す際に役立ちます。しかしこれらは絶対に必要なものではありませんのでご参考にして下さい。 不動産業者に行くときに必要なのは特に何も…
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