マンションなどで、エントランスのドアの開錠を暗証番号や鍵、または室内からの操作によっておこなうシステムのことをいいます。
2017年04月 月別アーカイブ
オートライト
玄関等で、足を一歩踏み入れると、センサーが作動して、自動的に照明がつきます。暗い中でスイッチを探したり、つまずく心配が少ないです。
オープンキッチン
ダイニングとの間を壁等で遮断されていないキッチンです。人に見せるキッチンのことをいいます。
オール電化システム
冷暖房から調理器具まで、住戸内のすべてのエネルギー源を電気に頼るシステムのことです。ガスと比較すれば、まだなじみが薄いですが、空気を汚さず、ガス漏れのような事故を妨げるのがメリットです。超高層マンションなどで採用されることが多く、1人暮らしの高齢者や、火事になった場合に消防車の放水が届かないような高層階居住者には安心できるシステムといえます。
追い焚き機能(おいだききのう)
浴槽に入れたお湯がさめた場合、もう一度沸かし直せる機能です。以前は高温差し湯機能のみだったが最近では、お湯が冷めたり、水位が下がったりすると感知して、自動的に適温、適量に戻す全自動機能プリオールオートを備えた浴槽もあります。
オプション
分譲住宅(マンション)で最初から決まっている標準的な設備や仕様以外の設備や部品、仕上げのことをオプションといいます。基本的には別途費用を払って、設備や部品などを加えたり、取り替えたりします。モデルルームに行くと、オプションにはシールなどを貼って示しているところがあります。
温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)
用を足した後、温水がノズルから噴き出しておしりを洗浄する便座です。便座に暖房機能が付いたタイプ、温風が出て洗浄後のおしりを乾燥できる機能が付いたタイプ、ビデ洗浄やマッサージ機能が付いたタイプ、用便後の臭いを除去する脱臭機能が付いたタイプなど、多彩な商品があります。最近の新築マンションの中には、最初から温水洗浄便座が付いた物件もあります。※ちなみに、「ウォシュレット」は商品名。…
青田売り(あおたうり)
元来は「稲が十分に成熟しないうちに収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること」の意味ですが、不動産業界においては、未完成の宅地あるいは建物の売買等をいいます。青田売りについては、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における形状・構造等の書面による説明(同法35条1項5号)、契約締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保全(同法41条)の規制を受けます。…
アフターサービス
アフターサービスの内容と保証期間については売主によって異なります。
建物の部位ごとに数十項目にわたって細かく決めているケースと、主要構造部とそれ以外というふうに簡単なケースなどさまざまです。また、アフターサービス以外にも売主が発見できなかった欠陥(法律用語では「隠れた瑕疵」という)については不動産会社が売主の場合、引渡し後2年以内に発見されたものについては、売主が責任を負うことが法律で定められて…
移転登記(いてんとうき)
ある権利を有した人から他の人へその権利が移転したことによってなされる登記をいう、記入登記のひとつです。
記入登記とは登記をその内容によって分類した場合のひとつで、新しい登記事項が生じた場合これを登記簿に記入することを目的としてなすものをいい、ほかに表示登記、保存登記、設定登記および処分制限の登記がこれに属します。
移転登記は、附従性を持つ地役権を除き、登記できるすべての権利についてなされます。…
違反建築物(いはんけんちくぶつ)
建築基準法またはこれに基づく法令、もしくは条例の規定に違反して建築された建築物、およびいったん適法な状態で建築されながら、その後の大規模な増・改築、用途変更等の結果、違法となった建築物をいいます。
特定行政庁は、違反建築物の建築主、工事の請負人または現場管理者、当該建築物の所有者等に対して、工事の施工停止を命じ、または当該建築物の除却、移転、改築、使用禁止等、当該違反の是正のために必要な措置をと…
一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)
媒介契約の一類型で、依頼者が他の宅建業者に、重ねて媒介や代理を依頼することが許されるもののことをいいます。
自らが買主を探すことも制限されません。宅建業者に指定流通機構への物件登録を依頼できますが、成約に向けての積極的努力義務、業務処理の報告義務はありません。
また、一般媒介契約には、他に依頼した業者名を明らかにする明示型とこれを明らかにしない非明示型とがあります。媒介契約は他に専属専任媒介契…
印鑑証明 (いんかんしょうめい)
印影があらかじめ届け出されたものと同一の印鑑によるものであることの官公署の証明をいいます。法人の代表者等の印鑑は登記所(法務局)、一般個人の印鑑は市町村または区に届け出て、証明を受けます。届出の印は実印と呼ばれ、そうでない認印(みとめいん)と区別されます。
印鑑証明は、法令上は不動産の所有名義人が登記義務者として登記申請する場合などに(不動産登記法施行細則42条、42条の2)、また公正証書の作成…
請負契約(うけおいけいやく)
請負人がある一定の仕事を完成させ、注文者がこれに報酬を支払う契約をいいます(民法632条)。一般的には建物の建築や土木工事など有形的な仕事について締結されます。注文者は完成した目的物の引渡しを受けるのと同時に報酬を払います(同法633条)。これに瑕疵があれば修補や損害賠償の請求ができます(同法634条)。また、注文者は仕事が完成するまでならいつでも請負人の損害を賠償して契約を解除することができます…
内法計算・壁心計算(うちのりけいさん・かべしんけいさん)
建物の床面積を測る時には、壁の内側を測る「内法(うちのり)計算」と、壁の中心線を基準として測る「壁芯計算」があります。
内法とは、対象物の内側を測った距離のことで、マンションを登記する時にはこの計算を使います。建築確認は壁芯計算を用いるため、物件広告と登記簿の専有面積は一致しなくて、登記簿の方が小さくなります。
気をつけなければいけないのが、融資を受ける場合や税金の軽減措置を受ける場合で、公的…
N値(えぬち)
地盤の硬さを表す指標で、地盤調査をおこなって算出します。この値が大きいほど地盤の強度は強くなります。
応急危険度判定(おうきゅうきけんどはんてい)
地震により被災した建物がその後発生した余震等で倒壊したり、物が落下して人命に危険をおよぼす恐れがあるため、被災後すぐに応急危険度判定士が被災建物の調査を行い、その建物が使用できるか否かを判定することをいいます。
罹災証明のための被害調査とは異なるものになります。
アイランド型キッチン (あいらんどがたきっちん)
キッチンの作業台を壁面から分離し、島(Island)型に設けたレイアウトを指します。主にオープンキッチンに用いられます。
コンロ・シンクなどあらゆる設備をアイランドカウンターに設置することもあれば、作業台だけを独立させてアイランド状に設けることもあります。作業台を取り囲むようにして複数の人が同時に、料理を楽しみたいというケースにふさわしいレイアウトです。
青色申告 (あおいろしんこく)
不動産所得、事業所得、山林所得のある人が、所得税の確定申告をするときの手続きのひとつです。申告用紙が青かったことから青色申告といわれます。
青色申告をするには、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を所轄の税務署に提出し、一定の様式の帳簿を備えつけて記録・保存をする必要があります。青色申告には「青色申告特別控除」や「事業専従者給与の必要経費算入」「損失の繰越」など、白色申告にはない特典が…
上げ下げ窓 (あげさげまど)
上下に並んだガラスを縦枠に沿って上げ下げして開閉する形式の窓のことをいいます。
下部のガラスのみ上下する窓をシングルハング窓、上下のガラスが両方とも可動する窓をダブルハング窓といいます。バランサーの働きで上がった窓の急落下を防止しています。雨仕舞いがよく、網戸も面格子も外部に設置できます。
両側の壁を耐力壁にしなければならないといった構造上の理由から開口部を制限される場合でも、採光や換気を確保…